クラッチ OSツイン特注タイプ


クラッチは何にしようか悩んだのだが、
最終的に候補は2つ
OSスーパーシングルPS13用とRNN14用ツイン
スーパーシングルが安価で取り付け確認ができているのだが、
圧着が約1000sと高いため ペダル踏力が重く、
日頃使うには少々つらいかも知れない。
そこで OSと相談した結果 パルサーRNN14用ツインプレートクラッチベースで
圧着力を690sに落としたタイプを特注で製作してもらった。
標準ツインプレートは圧着990sであるため踏力はやはり重い。
ドライバーへの負担もあるが、ペダルやレリーズ関連にも負担があるため
対応馬力を下げる代わりに 操作性と安定性を向上させた。
クラッチディスクの摩擦材は数種類から選択できるが
今回は下から2番目のG200を選択。扱いやすく摩擦係数は標準的。
それでも 400PSは持つであろうスペックだ。


OSから送られてきたクラッチの箱
多板レーシングクラッチ TS2BS HNU14用 と書いてある。
OSもシャレが効いている。
それにしても OS技研は小回りが利いてたすかる。


これがクラッチASSY
内容は 専用超軽量フライホイル ディスク2枚
センタープレート プレッシャープレート クラッチカバー


そして、今回使うのは
同じくOSのパルサーRNN14用レリーズスリーブキット。
これを使うと ダイヤフラムの中心近くにベアリングが接するため
ペダル踏力が一段と軽くなる。
690sシングルダイヤフラム対応のため
STD品にシムが入っている。
レリーズフォークは純正が使用できる。

実際このクラッチを組み込んでみると
ペダル踏力はノーマルよりもちょっと重いくらいで
強化クラッチとしては非常に操作性良好。
今回は伝達トルクを考えて クラッチディスクにG200を選択したけれど、
OSではG100からG500まで選択可能
G100を使えばさらに半クラッチ操作性は良好になる。
もっとも G200使用でもニスモ等のメタル一枚クラッチに比べれば
はるかに操作性は良好だ。